最近はカロリー制限も勉強していましたが、糖質制限がメインです。
そこで最近職場の同僚と話にあがったのが「塩分とりすぎじゃない?」という会話。
確かに塩分を制限したことはない。母親にも口うるさく若いころから「醤油かけすぎ!!」」と怒られてきたものです。
実際に塩は体内でどういう感じで作用するか調べました。
塩は1日どれだけ摂取すればいい?~塩のはたらき~
塩は人体にとって重要な役割りを果たしています。「ミネラル」という物質があります。ナトリウム・カルシウム・マグネシウム等がそれにあたりますが、人体にかかせないですが、人体で作ることができない物質です。なので塩から摂取する必要があります。
「塩」自体の機能として、消化液の主成分(胃液・胃酸)であり、唾液の消化酵素の働きを活発化させます。そして筋肉の収縮にもこの「塩」が使われます。
人体の60%以上を占めている水分ですが、この水分内に摂取した塩が吸収されます。そしてそれは「浸透圧」という形で体内の塩と水分の比率が保たれています。塩が体の水分量を調整しており、水分量が正しく調整されることで人間の体は正常に動くことができます。
ちなみに塩は人間が生きる上で必ず必要ですが、必要なのは一日「8g~10g」程度です。
(カップラーメン一個で5~6gとれちゃいます)
(カップラーメン一個で5~6gとれちゃいます)
ダイエットとの兼ね合いは?
塩はダイエットをする上で注意が必要そうです。カロリー制限では脂質を注意し、糖質制限では糖質を注意するのは大前提として、やはり塩分を気を付けなければいけなさそうです。
人間の体は塩分と水分の比率を一定に保とうとする働きがあります。(浸透圧)
塩がたくさん体内に吸収されると、同時に必要な水分も増えますので、水分も飲めば飲むほど体内に吸収されます。これが「むくみ」の原因になります。
このむくみはひどいと太って見えますし代謝もわるくなるので、ダイエットとしてはあまりよくないことですね。
しかし、筋肉の収縮に必要であるという点は見逃せません。糖質制限において、筋肉ないし筋トレは大きなウェイトを占めているので、塩をカットするという選択肢はないでしょう。
体から塩を抜くには?
汗をかくような運動により、体から塩をだすことはできますが、それもわずかな量です。体内の塩分濃度を下げるためには「カリウム」を摂取しましょう。
カリウムがたりないと逆に「低カリウム血症」という病気にもなりやすいので、カリウムは気を付けたいところです。
カリウムは野菜や果物から多くとることができます。糖質制限中は糖質の低い果物からとるか、サプリメント当でとりましょう。
まとめ
・塩は健康を維持するために必要・筋肉の収縮や栄養の吸収に使われる
・1日に8g~10gが必要な量であり、それ以上塩をとると浸透圧に影響が出る
・浸透圧に異常があり、体水分量が増えると体がむくんで代謝が落ちる。
・塩は現代社会では摂りすぎてしまうことが多いので、カリウムを摂取して調整を図る
上の5点を覚えておけば十分だと思います!!
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