カフェインがインスリンを分泌する!?!?

Twitterで気になる話題を見たので、ご紹介します。

それは「カフェインがインスリンを分泌する」というもの

いろいろな記事を見て調べて独自の解釈をしてみました。


















説1 カフェインは「インスリンの働きを邪魔する」働きがある。
説2 カフェインはアドレナリンの分泌を促し、アドレナリンはインスリンの分泌を妨げる


説1について
インスリンの働きといえば血糖値を下げるのが代表的なところですが、それを抑制してしまうとどうなるか、血糖値はもちろん下がりませんし、血糖値が下がらない人は「糖尿病」です。

それはもう病気なので、そうなる前に膵臓は追加のインスリンをガンガンだします、物量作戦ですね。そうなれば血糖値も下がらざるを得ませんが、インスリンのデメリットはこちらでお話ししています通り、脂肪をため込んで脂肪の燃焼を妨げます。

となると、説1は糖質制限的にはカフェインは危険ですね。



説2について
アドレナリンについてはダイエットにも用いられているホルモンですね。
アドレナリンは血糖値を上昇させる働きがあります。
そして人間は低血糖時には空腹感を感じるようにできてますので、アドレナリンが出ている状態(ランニングの途中や激しい筋トレ中)などは空腹感をあまり感じないことがあると思います。

ダイエット中の「空腹感」は必ずついて回る問題なので、糖質制限とは関係なく利用できそうなメリットですね。


糖質制限は血糖値を下げまくるダイエット方法なのにあげていいの?ってなるかもしれません。
総合的にはアドレナリンで上がる分にはOKです。

体内のブドウ糖が足りなくなって血糖値がさがってくるとグリコーゲンがブドウ糖に分解されるのと同時にアドレナリンが分泌されます。そしてこのアドレナリンはインスリンの分泌を抑制します。

上のメカニズムは自分は糖新生とは少し違うと考えていますが、糖新生と別に陰で糖質制限をささえているメカニズムだと考えています。




話がすこしそれてしまいました。

ようするにカフェインはインスリンの分泌を促して糖質制限の邪魔をするのか。 ここが問題だと思います。

説1のインスリンの働きを邪魔するのもどうやら説2のアドレナリンが原因のようです。

日常生活でのカフェイン摂取は糖質制限の武器である「空腹状態時の糖新生」の時間の邪魔をしているのではないかと思います。

アドレナリンを利用するとしたらやはり筋トレ時ではないでしょうか、筋トレのパフォーマンスがあがるとやはり結果もいいものになりますので、カフェインによりアドレナリンの分泌をいつ使うかで正解は別れそうです。




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